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とても短い期間ながらCADオペレーター職を経験したりその時に3DCADを勉強するなどしたので、
純正部品がどんどん生産終了になっていく時代の自動車を少しでも長く維持していくために役立てないか、と3Dプリンターを購入しました。
メカニック的な技術がほとんどないために故障した部品をバラして代替部品を製作する、といったところには到達していませんが
事あるごとに思いついた部品を作るなどして、少しずつ「実際に役に立つもの」を作れるようになっていきたいと思います。


作品リスト
Tileを内蔵できるキーホルダー
マツダ純正ホイール用センターキャップ

Tileを内蔵できるキーホルダー


ランティスを所有し維持していく中で大変お世話になったとある方の「再びランティスをマツダR&Dセンター横浜のオープンギャラリーに並べたい」というご要望、
それと中京圏で定期的に行われている「マツダ5チャンネルミーティング」を関東圏でも開催できたら、という思いから
イベントごとの主催など全くの初心者ではありましたが、カーミーティングを行うことになりました。
その第2回である『5-Channel MAZDA ☆ Dream Session 2025 in YOKOHAMA』で参加者様へのおみやげとして配布したキーホルダーです。
説明書を兼ねてこちらに記載してみるものとなります。


ざっくり仕様
・GPSトラッカー「Tile Pro 2024」を内蔵可能なキーホルダー
・いちおう「Tile Mate 2024」にも対応するはずの形状にしましたがこちらは現物合わせをしていません。詰め物などがないと中で転がってしまうかも?
・材料はポリカーボネートを使用しており、100℃程度までは耐えられる(軟化しない)スペックになっています。

注意事項
・内寸がジャストサイズ過ぎたため「Tile Pro 2024」はぴったり嵌ってしまいます。一旦入れたTileを取り外す際はマイナスドライバーなどを引っ掛けてください。
・六角ナットは添付写真のように平面が上になっていることを確認してから組み立ててください。
 基本的には角が上に来た状態(六角ナットが立った状態)にはなりにくい形状の凹みで設計しているのですが、
 もしその状態で締め付けようとするとナットが共回りしてしまい、ネジが外せなくなる場合があります。

使用部材等のメモ
・ネジ:スリムヘッド小ネジ ステンレス 頭部ホワイト焼付塗装 M4x8
・六角ナット:1種 ステンレス M4
・ダブルリング:ニッサチェイン ステンレス P-836 1.0x12

3Dプリンター
・メーカー:QIDI Tech
・機種:PLUS4
・ノズル:純正バイメタル0.4mm
・フィラメント:ポリカーボネート(Polymaker PolyMax PC)

マツダ純正ホイール用センターキャップ


ざっくり仕様:
MAZDA3純正ホイールをユーノス500に似合うように取り付けたくて制作したもの。
純正のセンターキャップはハンマーで叩き込むタイプのものが一般的で、
全く同じ形状のものを作ること自体はもちろん可能なのですが、3Dプリンターの仕組み上、どうしても積層面で割れやすいものになってしまいます。
その辺を解決すべく頭を捻った結果、分割式とし(場所的に使いたくないものながら)ネジを使って表と裏から挟み込んで固定するものにしました。
回転モーメント対策は十分なのか、振動を受けて簡単に外れてしまわないか、対策や工夫は盛り込んでいますが現在耐久試験中です。

使用部材等のメモ
・ユーノスエンブレム:eBayで購入した56mmのもの(純正品ではありません)

3Dプリンター
・メーカー:QIDI Tech
・機種:PLUS4
・ノズル:純正バイメタル0.4mm
・フィラメント:ポリカーボネート(Polymaker PolyMax PC)