クルマが届く距離では、根尾谷の淡墨桜、樽見の大桜、落合の醍醐桜が個人的三大桜ですが
他にも愛宕公園の墨染めの桜や、大月町の月光ザクラや、
臥龍桜、荘川桜、山高神代桜、三春の滝桜など素敵な桜に会ってきました。
これからも、いくつもの老桜さんと出会っていきたいと思います。
福島県田村郡三春町:三春の滝桜
日本三大桜。2012年の関西在住時に初訪問。
そうそう行ける距離ではなかったのですが、特別な思いも込めての弾丸旅行でした。
ちょっと無理しすぎたせいでへろへろの状態でのお花見だったのが残念ながら、
またいつかお会いしたいと思います。
→2021年再訪。好天にも恵まれ満開の姿を見ることができました。
千葉県印西市:ヴィトラファームのオオシマザクラ
印西さくらトライアングル(吉高の大桜・小林牧場の桜並木・この桜)という言葉を通して知った桜。
初訪問時(2023.03.27)にはまだほとんど咲いていなくて見つけるのにやや難儀しましたが、
咲き誇っている状態であれば「小林鳥見神社」の前の道路から容易に見つけられるかと思います。
千葉県印西市:天神逆さの桜
ヴィトラファームにて「印西三大桜」という話を聞いて知った桜で、
その名にふさわしい枝降りなのでどんな品種かと思いきや樹齢50年のソメイヨシノとのこと。
樹齢が短いとされるソメイヨシノのこの桜がこの先どのように姿を変えるのか気になるところです。
山梨県韮崎市:わに塚の桜
田んぼの真中にどーんと咲く一本桜。実はすぐ近くに鉄塔が立っていて
なんとかならんものかな...と思わないでもなかったですが、
今ではその鉄塔を含めての写真というのもそれはそれでありかなって思っています。
山梨県南巨摩郡南部町:本郷の千年桜
千年桜という名前ですが樹齢は五~六百年くらいというのは
あまりツッコまない方がいいですね...ヒトが勝手につけたものです。
エドヒガンらしい淡墨桜に似た白い花びらが印象的でした。
岐阜県本巣市:根尾谷の淡墨桜
日本三大桜。素敵な桜は数あるけれど、「一番好きな一本桜」を上げるなら間違いなくこの淡墨桜になります。
もっとも東方妖々夢がなければこうして桜そのものに興味を持つこともなかったかもしれないのですが...。
岐阜県郡上市:墨染めの桜(愛宕公園)
この桜の名前と紹介文の「豪華に咲き誇るようすはない」という言葉から
東方妖々夢の楽曲『幽雅に咲かせ、墨染の桜』のタイトルの元ネタはこの桜じゃないかなーって勝手に思っている桜です。
確かに豪華ではありませんし、支えの柱のどれか一本でもなくなれば倒れてしまいそうな姿、
そしてそんな状態でも毎年咲かせてるとてもとても小さな花びらが印象的で、
「大好きな桜の一つ」を突破しそうなくらいとてもとても大好きな桜になっています。
→2021年、すぐ近くにおそらく二世と思われる桜が植えられていました。
これをネガティブに考えると墨染めの桜の木の状態は本当によくないのだろうな、と...。
岐阜県郡上市:善兵衛桜
この桜に出会う前の週には大阪の方の善兵衛さん(望遠鏡の人)のとこに訪れてたりしたのはたまたまの偶然ですが、
福島の小沢の桜と似た姿ながらもずいぶんと異なる印象の桜でした。風景のこともあるのでしょうか。
岐阜県高山市:臥龍桜
見様によってはまさに臥龍という桜。
それが一本の桜というのは信じがたいものがあるレベルの、不思議な姿の桜です。
初めて訪れた時はかなり変な時間になってしまって良い写真とれず。リベンジしたいですね。
岐阜県高山市:荘川桜
御母衣湖(ダム湖)に沈む村から移設された2本のエドヒガン。大木が植えられている場所を移設する労力やリスク、
そして移設後無事に花を咲かせた荘川桜に老婆がすがりついて涙したという言い伝えに感動させられます。
関西在住の頃も今もなかなか行くのに気合がいるところながらもとても好きな地域ではあるので、また折を見て再訪したいと思います。
滋賀県高島市:清水の桜
『櫻守』で知られる清水(しょうず)の桜、
何度か訪れる機会がありながらその場所が分からず断念していましたが
カーナビに「192033570」を打ち込んだところばっちり辿りつけました。文明の利器にも感謝です...
兵庫県養父市:樽見の大桜
兵庫県の誇る天然記念物の大桜。
とてもとても白い花びらが印象的で、雲間から光が差して輝くシーンに出会った時は思わず声を上げるほどでした。
今の容姿こそジャングルジムと揶揄される状況ですが、いつの日か気丈に立ち上がる様子を見たいものです。
奈良県宇陀市:又兵衛桜
後藤又兵衛の伝説が残る宇陀の桜。
桜に近寄るのにお金が必要というのは如何...と始めは思ってたのも事実ですが
こうして素敵な写真いただきましたし、少しでもこの桜のためになればいいな、と思います
岡山県真庭市:岩井畝の大桜
醍醐桜からほど近くにある、アズマヒガンの老桜さん。
未だタイミングが合ったことはないのですが、満開になると今なお素敵なお姿のようです。
→2015年にほぼ満開の姿に出会えました...!